貧困脱却の見本となった中国 (2)

人民網日本語版 2021年03月04日09:26

江西省撫州市楽安県では荒れた山や傾斜地を利用してアブラツバキを栽培し、現地住民の貧困脱却と所得増加の模範産業にしている。(2021年2月22日撮影・邱志超)

中国は国情に立脚し、貧困削減の法則を把握し、通常とは異なる一連の政策措置を打ち出し、効果的な政策・取り組み・制度システムを構築し、中国の特色ある貧困削減の道を歩み、中国の特色ある貧困対策理論を作り上げた。ラオスのブンニャン・ウォーラチット人民革命党総書記(国家主席)は湖南省湘西十八洞村や福建省寧徳下岐村を相次いで訪れ、ターゲットをしぼった貧困者支援という中国の実践を現地で感じ取った。ウォーラチット総書記は、「中国の貧困脱却の難関攻略における成功経験は非常に貴重だ。我々は中国のやり方をラオスに持ち帰りたい」と語った。

中国は120余りの発展途上国の国連ミレニアム開発目標の実施を支援した。世界銀行の研究報告によると、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの全面的実施によって関係国の760万人が極端な貧困を脱却し、3200万人が中程度の貧困を脱却する見通しだ。国連のグテーレス事務総長は、中国がアフリカなど発展途上国に対して、協力・ウィンウィン、共同発展という政策を取っていることに感嘆。これを世界の貧困削減事業に対する中国のもう1つの貢献だとする。

習近平主席は、「古今を通じて、これほど短期間に数億人の貧困脱却を実現した国はない。この成果は中国のものであると同時に世界のものでもあり、人類運命共同体の構築促進に中国の力を貢献した」と指摘した。新たな出発点に立ち、中国は引き続き人々全体の共同富裕という目標に向けて邁進し、国際社会と共に、引き続き貧困のない、共に発展する人類運命共同体の構築に向けてたゆまず努力していく。 (編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月4日

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