習総書記が中央財経委員会の第9回会議開催 プラットフォーム・エコノミーと炭素排出を検討

 2021年03月16日13:34

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席、中央財経委員会主任)は15日午後、中央財経委員会の第9回会議を開催し、プラットフォーム・エコノミーの健全な発展の促進に関する問題及び炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの実現に関する基本構想や主要措置について検討した。新華社が伝えた。

習総書記は会議で重要談話を発表し、「我が国のプラットフォーム・エコノミーの発展は正に正念場にある。長期に着眼し、現在も考慮し、欠点を補い、弱い部分を強化し、イノベーションの環境を創造し、突出した矛盾と問題を解決し、プラットフォーム・エコノミーの規範化された健全で持続的な発展を後押しする必要がある。炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの実現は広範かつ深い経済・社会システム変革であり、炭素排出量のピークアウトとカーボン・ニュートラルをエコ文明建設の全体的布陣に組み込み、着実に成果を残すよう力を注ぎ、2030年までのピークアウト実現、2060年までのカーボン・ニュートラル実現という目標を期限内に実現する必要がある」と強調した。

会議は、「規則と制度を整備し、プラットフォーム・エコノミー関連の法規の整備を加速し、規則の空白及び不備を速やかに補い、データ財産権制度の構築を強化し、プラットフォーム企業のデータ・セキュリティ責任を強化する必要がある。管理監督の能力と水準を高め、管理監督の枠組を最適化し、事前・事中・事後の全チェーン監督管理を実現し、独占禁止の監督管理を充実させ、監督管理の権威性を強化し、金融活動を全て金融監督管理に組み込む必要がある」と指摘。

また、「我が国が2030年までの炭素排出量のピークアウト実現、2060年までのカーボン・ニュートラルの実現を目指すのは、党中央が深思熟考を経て行った重大な戦略的決定であり、中華民族の永続的発展と人類運命共同体の構築に関わる。確固不動として新発展理念を貫徹し、システム観念を堅持し、発展と排出削減、全体と局部、短期と長期の関係をうまく処理し、経済・社会発展の全面的なエコモデルへの転換が牽引し、エネルギーのグリーン・低炭素発展を鍵とする形で、資源節約・環境保護の産業構造、生産方式、生活方式、空間構造の形成を加速し、環境優先、グリーン・低炭素の質の高い発展の道を確固不動として歩む必要がある」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月16日 

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