中国製ワクチンが世界の感染症との戦いをサポート

 2021年04月05日14:05

中国がカンボジアへに寄贈したワクチン第二弾が、3月31日夜にプノンペンに到着した。写真は作業員がワクチンを運ぶ様子。(撮影・高炳南)

ここ数日、中国製の新型コロナウイルスワクチンが多くの国に到着し、熱烈な歓迎を受けている。外国の政府と国民は相次いで中国への感謝の意を表明するとともに、「中国が提供したワクチンは各国の新型コロナウイルス感染症との戦いで非常に重要であり、中国は国際防疫協力において他の国では取って代わることのできない重要な貢献を行なった」との見方を示した。

約束を積極的に果たす中国

4月3日、ジョージア政府が中国から調達した中国医薬集団有限公司総公司(国薬集団)製造の新型コロナワクチンの第一弾が、首都ティビリシに到着した▽4月2日夜には、モンゴル政府が調達した中国製ワクチンの第一弾が首都ウランバートルに到着した▽4月1日には、アゼルバイジャンが中国から調達した中国科興生物製造のワクチン第一弾が首都バクーに到着した▽3月31日、中国政府がスリランカに寄贈したワクチンがコロンボのバンダラナイケ国際空港に到着した▽3月30日、中国政府がエチオピアに寄贈したワクチンが首都アディスアベバに到着した▽3月29日、中国政府がパレスチナに寄贈した国薬集団製造のワクチンがラマッラに到着した▽3月29日、中国政府がネパール政府に寄贈した新型コロナワクチンの引き渡し式が首都カトマンズの首相官邸で行なわれた……ここしばらくの間に、中国製ワクチンが複数の国に続々と到着した。

中国はワクチンを世界の公共財にするとの約束を積極的に果たし、発展途上国においてアクセス可能で購入可能な価格を確保するよう努力し、80ヶ国と3つの国際機関にワクチンを支援物資として提供すると同時に、40数カ国にワクチンを輸出している。中国は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの配分計画」に積極的に関わり、ワクチン1千万回分の提供を約束するとともに、平和維持者に30万回分を寄贈した。中国は国際オリンピック委員会(IOC)と協力して、五輪・パラリンピックに参加する選手にワクチンを提供することも明らかにした。

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