外交部「在外中国人118万人余りがすでに新型コロナワクチンを接種」

人民網日本語版 2021年06月11日16:04

外交部(外務省)の汪文斌報道官は10日、在外中国人へのワクチン接種支援活動「春苗行動」について説明した際、150数ヶ国に滞在する中国人118万人余りがすでに新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことを明らかにした。

汪報道官は、「新型コロナウイルスの感染が拡大し始めて以来、党と政府は一貫して在外中国国民の生命の安全と身体の健康を気にかけてきた。3月7日、王毅国務委員兼外交部長(外相)は今年の全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)記者会見で、『春苗行動』の実施を発表した。外交部と各在外公館は積極的に行動し、在外同胞へのワクチン接種に助力した。現時点ですでに在外中国国民118万人余りが150数ヶ国で中国製または外国製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた」と説明。

さらに、「我々は今後引き続き関係国と意思疎通や協力を強化し、駐在国の法規を遵守し、国民個人の意思の尊重を前提に、さらに多くの在外中国国民が現地でワクチン接種を受ける手助けをし、在外中国国民の健康と安全をしっかりと守っていく」とした。

また汪報道官は、「中国政府は中国に在住する外国人の生命の安全と身体の健康の維持と保障も非常に重視している。外国人の中国での仕事・生活・学習を保障し、ワクチン接種による効果的な防壁を最大限構築するため、中国は中国在住外国人のうち適切な年齢層の人々を国産ワクチンの接種対象に組み入れている。国内の各地方では、現地の状況に応じて複数の措置を講じ、便利なオンライン予約方式、各国語による予約申し込み手続き、国際病院外来の接種場所への指定、外国語ボランティアの配置など様々な方法を通じて外国人の接種に便宜を図り、各方面から好評を得ている。すでに中国在住外国人20万人余りがワクチンの接種を受けた」と説明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年6月11日

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