王毅国務委員兼外交部長(外相)は8日、南南協力援助基金及び南南協力発展学院創設5周年記念行事に出席し、習近平国家主席の祝賀メッセージを読み上げた。
王氏は挨拶で、「過去5年ですでに南南基金と南南学院は中国の南南協力事業への尽力における重要な公共財となり、途上国の南南協力の推進及び持続可能な発展の促進における重要な国際ブランドとなった」と指摘。
さらに、「南南協力は発展途上国が団結して自らを強くする偉大な先駆的事業だ。中国は引き続き新型コロナウイルスとの闘いにおける国際協力を深め、発展途上国が1日も早く新型コロナに打ち勝つ手助けをしていく。引き続き経済・民生協力を深め、発展途上国が1日も早く回復を実現する手助けをしていく。引き続き国家ガバナンス面の協力を強化し、発展途上国が自ら発展する能力をさらに高める手助けをしていく。引き続き多国間主義協力を強化し、発展途上国が自らの正当で理にかなった権利をより良く守る手助けをしていく。中国は人類運命共同体構築の旗を高く掲げ、無数の発展途上国と手を携えて前進し、南南協力がさらに高いレベル、さらに広い範囲及び分野で、新たな、さらに大きな発展を遂げる後押しをしていく」と表明した。
グテーレス国連事務総長も南南協力援助基金及び南南協力発展学院創設5周年を祝う書簡を寄せ、国連として南南協力援助基金及び南南協力発展学院と共に、全人類の持続可能な発展の実現のために努力していくことへの期待を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月9日