南部戦区報道官「米国は挑発行為を即時停止すべき」

人民網日本語版 2021年07月13日14:20

南部戦区報道官の田軍里空軍大佐によると、7月12日、米軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が中国政府の許可を得ずに、西沙諸島の中国領海に無断で侵入した。中国人民解放軍南部戦区が海空兵力を組織して追跡・監視し、当該海域から退去するよう警告した。中国新聞網が伝えた。

田報道官は、「西沙諸島は中国固有の領土だ。米軍の行為は中国の主権と安全への重大な侵害、南中国海地域の平和と安定への重大な破壊、国際法と国際関係の準則への重大な違反であり、米国が航行という覇権行為で南中国海の軍事化を図っていることを示すまた一つの動かぬ証拠だ」と指摘。

「事実が物語っているように、米国は正真正銘の『南中国海の安全保障リスクメーカー』だ。我々はこれに激しい非難と断固たる反対を表明する。このような挑発行為を即時停止し、海空の軍事活動を厳格に管理・コントロールするよう米国に促す。さもなくば、それによって引き起こされる全ての悪い結果は米国が負うことになる。戦区部隊は常に高度の警戒態勢を維持し、国家の主権と安全及び南中国海の平和と安定を断固として守る」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月13日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事