![]() |
国際原子力機関(IAEA)の設置する技術作業チームが日本の福島原発汚染水の処分に関して安全性評価を行うことについて、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は13日の定例記者会見で、「日本は全面的に協力すべきだ。周辺諸国などステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」と述べた。
【記者】AP通信によると、エヴラールIAEA事務次長は9日、中国と韓国の専門家も参加するIAEAの技術作業チームが日本の福島原発汚染水の処分について安全性の評価を行うことを明らかにした。これについて、中国としてコメントは。
【趙報道官】中国は、IAEAがその権限に基づき、ステークホルダーの意見に十分に耳を傾け、日本の福島原発汚染水の処分問題においてしかるべき役割を果たすことを支持する。IAEAの設置する技術作業チームには、中韓露などの専門家が参加する。技術作業チームは、国際社会が日本の原発汚染水の処分前、処分中、処分後に対して評価・監督・検証を行い、その絶対的安全性を確保するサポートをする。日本は、原発汚染水処分のあらゆる可能な選択肢について十分な協議を行うことや、データの正確性や処分方法の有効性などの面で監督と査察を受け入れることを含め、IAEAに全面的に協力するべきだ。
日本は国際社会の懸念を直視し、原発汚染水の海洋放出という間違った決定を撤回し、各準備作業を止めるべきだ。周辺諸国などステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年9月14日
習近平国家主席「『新三板』改革を深化し、北京証券取引所を設立」
習近平総書記「若手幹部は重責を担える柱石となるべく努力すべき」
中央軍事委員会が上将昇進式、習近平中央軍事委員会主席が命令状授与
王毅部長「習近平外交思想は時代を源とし、先導し、後押しする」
孔鉉佑駐日大使が東京パラリンピック中国選手団長らとテレビ会議形式で対話
日本が在沖縄米軍に下水道への汚水放出の中止を要求 中国外交部「己の欲せざる所は人に施す勿れ」