湖北省恩施土家(トゥチャ)族苗(ミャオ)族自治州来鳳県で、トゥチャ族の住民が、家族や客人が寒さに効き、体を温めてくれる茶葉やラードなどの材料を鉄なべに入れ、強火で煮こんだ「油茶湯」を作っていた。中国新聞網が伝えた。
トゥチャ族の伝統的軽食のひとつである「油茶湯」は味わい深く、ラードを使用しているものの脂っこくはなく、渇きを癒し、元気にしてくれる。トゥチャ族の人々は、1日3度の食事の際に、必ず「油茶湯」を飲むという。古くからのこの習慣は現在も続いており、現地特有の茶文化となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月24日