六中全会

21日午後11時59分に「冬至」迎える 中国では餃子や湯圓を食べる風習

人民網日本語版 2021年12月21日13:59

冬の青海省翡翠湖の景色(撮影・柏亜斌)。

21日午後11時59分に、二十四節気の22番目「冬至」を迎える。冬至の日、太陽が南回帰線上の真上に来て、これを極限として北へ回帰し始める。そのため、冬至を過ぎると、太陽の高度が少しずつ上がり始め、北半球各地の日中も少しずつ長くなる。

虹がかかった黄河壺口瀑布(12月17日にドローンで撮影)。

冬至を過ぎると、中国各地は1年で最も寒い時期に入り、この日から春の到来を指折り81日間数える「数九」という風習もある。 「数九」とは、冬至の日から、最初の九日間を「一九」、次の九日間を「二九」というように、「九九」まで、9日間を9回数えることを指す。そのように指折り81日間を数え終われば、モモの花が咲き始め、寒い冬が終わって暖かい春がやってくるというわけだ。

幻想的なムード漂う阿爾金(アルチン)の絶景(撮影・趙学龍)。

中国の民間では古代から「冬至は正月に匹敵する」と言われ、その日を祝う風習がある。例えば、中国北方エリアの多くの地域の人々は、寒さを吹き飛ばそうと、冬至の日に餃子を食べる習慣がある。江南エリアでは、「団らん」、「円満」を願う思いが込められた「湯圓」(もち米粉で餡を包み茹でた団子)を食べる習慣がある。南方エリアの一部の地域、特に、広東省と広西壮(チワン)族自治区では、冬至の日には長寿を願い、特製ソースに漬け込んで作る肉料理「焼腊」を食べる習慣がある。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月21日

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