
内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市第一中学校(中高一貫校)の教師・牛傑先生が同校に在学していた17年前に、ある行事で披露したラップの動画が最近、ネットで話題をさらっている。動画を見ると、当時高校生だった牛先生はリズムにのり、オーバーアクションを見せながら、校則で丸刈りが求められていることにユニークな言葉遣いで「抵抗」しており、多くのネットユーザーが、「何回も見直してしまう!青春時代を思い出した」との声を上げている。
2004年に同校の100周年行事で撮影されたこの動画では、当時生徒だった牛先生が3人の同級生とラップを披露している。歌の中では、同学校に入学して登校1日目に学校から「髪が長すぎるので丸めてくるように!」と告げられたと訴えている。

フフホト第一中学校に通っていた頃の牛傑先生(写真一番左)。
高校を卒業し、華中師範大学に入学した牛先生は、卒業後、母校で語文(国語)の教師として教壇に立つようになった。牛先生の今の髪形はというと、学生時代にあれほど嫌がっていた丸刈り。そして、「人生の半分を旅して戻ってきても少年のまま」とユーモラスに話す。

ラップの動画を投稿した理由について、牛先生は、「学校の行事の資料を整理している時に、動画を見つけて、とてもおもしろいと思った。ネットに投稿して、こんなに反響を呼ぶとは思いもよらなかった」と説明する。

生徒と一緒にジャンプしてポーズをつける牛傑先生。
そして、「高校の3年間は貴重な時間。髪型や服装といったルックスではなく、自分の能力や教養を磨くことに力を注ぐべき。たくさん本を読んだ方が良い」と、生徒には勉強に集中するよう励ましている。そして、「自分の本分を果たすことができれば、誰でも優秀な人になれる」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月21日
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