「春運(春節<旧正月、2022年は2月1日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」初日となった1月17日、広西壮(チワン)族自治区柳州駅では、列車の出発時刻までの待ち時間に本を読む多くの乗客の姿がみられた。これは、同駅が手掛けた「読書できる高速鉄道」プロジェクトで、待合ロビーの座席と座席の間のスペースに本棚が置かれており、待合ロビーに図書コーナーを設けている。乗客はそのまま書籍を選んで、列車の出発時刻までの待ち時間を存分に活用して、本を読んだり、書籍購入することもできるほか、無料で借りてそのまま乗車し、別の駅で返却することもできる。今のところ、借りた本の返却場所は、南寧東駅出口のみだが、今後は、乗客が本と共に旅を楽しめるよう、返却できる駅を、中国鉄道南寧局集団有限公司管轄内にある複数の駅に段階的に拡大していく計画だ。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年1月18日