外交部(外務省)の汪文斌報道官は14日、習近平国家主席が2022年世界経済フォーラムのテレビ会議に出席し、演説を行うことは重大な意義を備えているとした。
世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・シュワブ会長の招きに応じて、習主席は1月17日に北京で世界経済フォーラムのテレビ会議に出席し、演説を行う。
汪文斌報道官は14日の定例記者会見で、「新型コロナウイルス感染症の感染状況はいまだ猛威を振るっており、世界経済の回復には不確定な要素が増えている。また南北発展の不均衡は拡大し続け、経済のグローバル化が逆流に遭い、人類はかつてない挑戦に直面している」とした。
その上で汪文斌報道官は、「こうした背景の中、習主席が会議に出席し、演説を行うことは重大な意義を備えている」とした。
また汪文斌報道官は、「新型コロナの感染が爆発的な拡大をみせてからというもの、中国側は積極的に国際的な感染防止協力を展開し、世界経済の安定した回復を促し、グローバル・ガバナンスの整備を推進し、各国と手を携えて共に挑戦に立ち向かってきた。中国側は今後も真の意味での多国間主義を擁護し、実践し続け、各国との協力を強化し、困難を共に克服することを望んでいる。またアフターコロナにおける世界の発展に中国の知恵と力を貢献し、人類運命共同体の構築を推し進めていくことを望んでいる」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年1月15日