記念品贈呈式で撮った北京冬季五輪の大会マスコット「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」。(写真提供・新華社)
北京冬季五輪が開幕して、マスコットの「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」のグッズが1つも手に入らない状況が起きている。買えなかったネットユーザーの中には、「雪だるま・ドゥンドゥン」や「ミカン・ドゥンドゥン」などを自作する人もいて、いろいろな「○○・ドゥンドゥン」がネットの人気検索ランキングに相次いで登場した。「斉魯晩報」が伝えた。
「墩墩(ドゥンドゥン)」には正直で温厚、コロンとしている、かわいらしいなどの意味があり、好ましい様子を形容する時によく使われる。調査会社の天眼査のまとめたデータによると、名称に「墩墩」を含んだ商標登録出願が670件を超え、その中には「胖墩墩(ふっくら・ドゥンドゥン)」、「猪墩墩(ブタ・ドゥンドゥン)」、「銭墩墩(マネー・ドゥンドゥン)」、「墩墩兒(ドゥンドゥンちゃん)」といったものがある。うちすでに330件あまりの商標権が登録されたという。
国際的な分類に基づくと、これらの出願のうち広告関連の区分での出願が最多で70件を超え、次に多いのはインスタント食品関連の区分で60件以上ある。出願時期を見ると、2019年が最も多く250件を超え、次は21年で180件を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年2月10日