重慶市発展改革委員会や市商務委員会などがこのほど共同で発表した「サービス業などの困難に直面する業界を援助し回復できるようサポートする10対策」は、失業保険の引き下げ時期を遅らせたり、住宅積立金の納付を猶予したり、ローンの利息を補給したりするなどして、生活、サービス、観光といった業界の発展をサポートするとしている。人民日報が報じた。
包摂的で、方向性あることを重視した10対策は、卸売・小売や宿泊・飲食、住民サービス、エキシビション、文化・観光業などの中小・零細企業(自営業者を含む)を対象に、失業保険の引き下げ時期を今年の12月31日まで遅らせることなどを含んでいる。旅行社など、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に休業となっている企業について、「対策」は、「今年、市・区は共同で新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、経営が一時的に困難になっている文化・観光企業にローンの利息補給を実施する」としている。
その他、「対策」は、育成スタイルや法律サービス、的確な感染対策などの最適化といった面でも対策を講じ、サービスの最適化に取り組む方針としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月13日