このほど四川省綿陽市平武県黄羊関蔵族(チベット族)郷は連日の大雪となり、四川キンシコウが群れで山を下り、林の中で雪と戯れ、エサを探す様子をカメラが捉えた。四川キンシコウたちは雪の上を歩き回ったり、木々の間を跳躍したりして、可愛らしさと神秘さに溢れていた。人民網が伝えた。
四川キンシコウは「獅子鼻猴」や「仰鼻猴」、「金絨猴」とも呼ばれる。高山森林地帯に生息し、中国特有の希少動物で、国家一級保護動物に指定されている。四川省は四川キンシコウが初めて確認された場所であり、その生息範囲が最も広く、生息数が最も多い場所となっている。そして四川省は四川キンシコウの自然保護区が最も多い省でもあり、およそ1万頭の四川キンシコウが岷山と邛崍山山系に分布している。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年2月10日