国務院の李克強総理は20日に国務院第7回全体会議を開催し、李家超氏を香港特別行政区第6期行政長官に任命し、2022年7月1日に就任することを決定した。
李総理は李家超氏を香港行政長官に任命する国務院第754号令に署名した。
李総理は「李家超氏は行政長官に就任した後、必ずや団結して香港特別行政区の新たな政府と香港各界の人々を牽引し、心を一つに力を合わせ、実務的かつ進取の精神で、香港の発展の新局面を切り開き、『一国二制度』の実践成功の新たなページを記し続けるだろう」と述べた。
李氏はその後に発表したコメントの中で、「私は中華人民共和国政府により香港特別行政区第6期行政長官に任命されたことに心から感謝し、非常に光栄に思うとともに、責任の重大さも感じている。私はこれから忠実に、毅然とした態度で使命を担う」と述べた。
李氏は続けて、「私は中央政府と香港市民の付託に背くことなく、新たな香港特区政府を率い、香港特別行政区基本法を踏まえて『一国二制度』、『香港人による香港統治』、高度な自治の方針を全面的かつ正確に実施する」と述べた。
また李氏は、「職責を全うし、困難に立ち向かい、力を尽くして人々の困難を解消し、社会を団結させ、活力、希望、発展チャンス、思いやりと友情に満ちた香港をともに建設する」と述べた。
李家超氏は5月8日に行なわれた第6期行政長官選挙において高得票で当選した。特別行政区行政長官の選挙に関する法規によると、行政長官は広範な代表性を有し、香港特別行政区の実際の状況と一致し、香港社会全体の利益を体現する選挙委員会が選出し、中央人民政府が任命すると定められている。当選者は中央人民政府に任命された後、7月1日に宣誓を行なって正式に就任する。第6期行政長官の任期は2022年7月1日から2027年6月30日までだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月21日