王毅国務委員兼外交部長(外相)は23日に広州でバチェレ国連人権高等弁務官と会談した。新華社が伝えた。
王部長はバチェレ氏の訪中を歓迎し、今回の訪問が理解を増進する旅、協力を強化する旅、物事を明らかにする旅となることを望むとした。
王部長は、国際人権事業の発展には、(1)人権を政治化せず、相互尊重を堅持する(2)ダブルスタンダードを採用せず、公平・公正を堅持する(3)国情や発展段階から逸れず、実事求是を堅持する(4)陣営対立をせず、開放・包摂を堅持することが必要だと指摘した。
バチェレ氏は、中国が経済・社会発展と人権保護の促進において重要な成果を収めたことに祝意を表明。今回の訪中を契機に、双方間の相互理解・信頼を増進し、世界的課題に共同で対応し、国際人権事業の発展を共同で促進したい考えを示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年5月24日