王毅国務委員兼外交部長(外相)は1日、中露シンクタンク・ハイレベルフォーラムに「団結と協力の強化、グローバルガバナンスの整備」と題するビデオメッセージを寄せた。新華社が伝えた。
王部長は「現在、『平和の欠損』『安保の欠損』『信頼の欠損』『ガバナンスの欠損』が増え続けている。習近平国家主席は時代の発展の脈動を把握し、各国の人々の心の声に呼応して、グローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブを相次いで打ち出し、『4つの欠損』の解消に貢献する中国の知恵を示し、国際社会の前向きな呼応を得た」と指摘。
「中国はロシア側と共に、引き続き両国首脳間の重要な共通認識を実行に移し、人民至上、開放・包摂の民主観を発揚し、均衡的・協調的で、あまねく恩恵を及ぼすウィンウィンの発展観を堅持し、共通・総合・協調・持続可能という安全保障観を堅持し、平等・尊重、団結・協力という秩序観を実践し、グローバル・ガバナンス・システムのより公正で合理的な方向への発展を後押しすることを望んでいる。双方の専門家や学者が踏み込んだ意思疎通と意見交換を行い、貴重な知恵で貢献し、中露関係の勢い良い発展に助力し、世界をより平和で、より安全で、より繁栄したものにすることを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年6月2日
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