中共中央台湾事務弁公室、頑迷な「台湾独立」分子への制裁を発表

人民網日本語版 2022年08月17日13:48

中共中央台湾事務弁公室の報道官は16日、リストに追加した頑迷な「台湾独立」分子らへの制裁を発表した。新華社が伝えた。

報道官は「『台湾独立』による分裂は祖国の統一にとって最大の障害であり、民族の復興にとって深刻な災いの元だ。このところ、少数の頑迷な『台湾独立』分子は自らの利益のために、力の限り外部勢力と結託して『独立』を謀る挑発を行い、意図的に両岸の対立を煽動し、みだりに台湾海峡の平和と安定を損なっており、とりわけペロシ氏による台湾地区訪問時の振る舞いは悪質であり、『独立』を謀るその頑迷な本性を一段と露呈した。大陸部はいかなる国家分裂行為も断じて容認せず、祖国統一のプロセスに対するいかなる外部勢力の干渉も断じて容認せず、いかなる形の『台湾独立』分裂活動に対しても、いかなる余地も断じて残さない」と表明。

「両岸関係の平和的発展と両岸同胞の直接的利益を守り、頑迷な『台湾独立』分子に断固たる打撃を与えるため、蕭美琴、顧立雄、蔡其昌、柯建銘、林飛帆、陳椒華、王定宇を頑迷な『台湾独立』分子のリストに入れることを発表し、彼等及び先に発表した蘇貞昌、游錫堃、呉釗燮に対して、以下の懲戒措置を科すことを決定した。本人及び家族が大陸部と香港特別行政区・澳門(マカオ)特別行政区に入る事を禁止し、その関連機関の大陸部関係組織・個人との協力を制限し、その関連企業及び出資者が大陸部で利益を図る事を決して認めない。また、その他必要な懲戒措置を科し、法にのっとり終身責任を追及する。游錫堃が董事長を務める『台湾民主基金会』の執行長、呉釗燮が董事長を務める『国際合作発展基金会』の秘書長に対して制裁を科し、大陸部と香港・マカオ特別行政区に入る事を禁止する事を決定した」とした。

また、「統一は歴史の大勢であり、正しい道だ。『台湾独立』は歴史の逆流であり、破滅への道だ。本日発表した頑迷な『台湾独立』分子リストは、リストの全てではない。我々は頑迷な『台湾独立』分子に厳正に申し渡す。断崖の一歩手前で馬の手綱を引かなければならない。もし頑なに誤った道を突き進むのなら、必ずや厳しい懲罰を受けることになる。国家主権と領土的一体性を守る我々の強固な決意、確固たる意志、強大な能力を、いかなる者も見くびってはならない。我々は、台湾同胞が極少数の『台湾独立』分裂分子の台湾地区に損害をもたらす本性を明確に認識し、自らの利益と幸福に関わることを見極め、自覚的に『台湾独立』分裂分子と一線を画し、断固として『台湾独立』分裂活動を阻止し、これに反対し、大陸部同胞と手を携えて両岸関係の平和的発展を後押しし、祖国統一のプロセスを推進することを望む」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年8月17日

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