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李克強総理は23日午後、中南海の紫光閣でオランダのルッテ首相とテレビ会議の形式で会談を行った。新華社が伝えた。
李総理は「中国とオランダは共に開かれたエコノミーであり、重要なパートナーでもある。中国とオランダの国交樹立から今年でちょうど50年になる。中国はオランダとの関係発展を非常に重視しており、両国首脳が祝電を交わした。中国はオランダと共に、両国の開かれた実務的な包括的協力パートナーシップがさらに多くの成果を得る後押しをして、両国民にさらに大きな幸福をもたらしていきたい」と表明。
「中国はオランダと政治的相互信頼を増進し、強みによる相互補完を発揮し、協力の潜在力を深く掘り起こし、対話と意思疎通を強化し、相互尊重と対等な付き合いを基礎に、経済、貿易、交通、イノベーション、気候変動対策などの分野で実務的で開かれた協力を深め続け、意見の相違に適切に対処していくことを望んでいる。中国は、オランダ産の良質な農産物の中国市場への参入の増加を歓迎し、防疫の取り組みをしっかりと行うと同時に、双方の直行便を増やして、両国間の人的往来と交流・協力を促進することを望んでいる」と指摘した。
李総理はまた「オランダは欧州の重要国であり、中国とオランダの良好な関係と協力は双方にとって有益であるだけでなく、中国・欧州関係の健全で安定した発展にも資する」と強調した。
ルッテ首相は「オランダと中国は特別な関係にあり、親善を深め続けている。オランダは中国と共に、国交樹立50周年を契機に、貿易、交通、農業、気候変動などの分野で二国間協力を一層強化し、人的往来を促進し、各分野で二国間及び多国間の対話や意思疎通を増進し、両国関係のより良い発展を後押しすることを望んでいる」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2022年8月24日
