「殲-15」「殲-16」テストパイロット「中国のテストパイロットチームは西側に比肩」

人民網日本語版 2022年08月29日14:09

「空軍航空開放イベントならびに長春航空ショー」が8月26日から30日まで、吉林省長春市で開催されている。戦闘機「殲-15」と「殲-16」のテストパイロットである李国恩氏は27日の記者会見で、「過去70年で、中国の試験飛行部隊は無から有へ、弱から強への転換を実現した。すでに中国のテストパイロットチームは体系化、システム化、大規模化を実現するまでに成長しており、今日では西側に比肩し得ると責任をもって言うことができる」と述べた。中国新聞社が伝えた。

「運-20」の初飛行に参加したテストパイロットの鄧友明氏は「『運-20』の試験飛行で、中国は国産大型輸送機が初飛行から3年後には部隊に配備されるという『中国のスピード』を世界に示した。これは、中国空軍の戦略輸送、戦略展開、戦略支援能力の形成に助力した」と指摘。

「近年、『運-20』の航跡は中国の南北いたる所に及ぶだけでなく、国外へ出て、世界に向かった。実戦的訓練システムに深く融け込むだけでなく、経済建設支援、緊急災害救援などの任務において運用され始めていると同時に、志願軍烈士の遺骨返還における輸送を完了し、国連平和維持活動、国際人道救援活動、多国間合同軍事演習など多様な任務に参加し、その実戦性、実用性、信頼性が真に試され、有効に検証された」と説明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年8月29日

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