9月30日、湖北省宜昌市人民政府外事弁公室と新潟県の柏崎市産業振興部商業観光課が「共に語る都市の魅力、手を携えて未来に向かう」をテーマにした青少年オンライン交流イベントを開催した。
イベントの中で、宜昌市外国語高校と新潟県立柏崎翔洋中等教育学校の青少年代表が自分たちの都市の文化、学校生活、風土・人情、観光・食をそれぞれ紹介し、両都市の注目すべき文化的特色を伝えた。中国側の生徒はショート動画、パワーポイント、歌と音楽など多様なスタイルで古代の詩人・屈原をめぐる文化、端午節(端午の節句)の風俗習慣、三峡ダムプロジェクト、三峡風景区を紹介し、柏崎の生徒たちはまるでその場にいるような感覚とともに宜昌の魅力を感じ取った。日本側の生徒が紹介した和食、漫画・アニメ、カバー歌手ブロガーなどのコンテンツに対し、宜昌の生徒たちは強い興味と関心を示した。また両都市の青少年は「私たちの市に旅行に来て下さい」と互いに招待し合い、「私たちの故郷を訪れておいしい食べ物を味わい、美しい景色を眺め、文化を楽しみ、私たちと友だちになってください」と伝え合った。交流と双方向のやりとりの中で、和気あいあいとした笑い声が遠い距離を超えて青少年を結びつけ、友情の種がしっかりとまかれた。宜昌の地元企業である湖北長盛川茶業有限公司の茶芸師による茶芸のパフォーマンスも行われ、宜昌の茶文化がもつ独特の魅力が伝えられた。
今回の青少年オンライン交流は、宜昌と柏崎の友好交流協力の新たなページを開き、友情の根を張り、友情の気持ちを深く育てるための着実な一歩が踏み出された。両市は友好交流のスタートから25周年を迎えるにあたり、より多くのプラットフォームを構築し、より多くのイベントを開催し、より多くの交流を展開して、中日の友好のために積極的に貢献するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月14日