習近平国家主席が中国語を学ぶハンガリーの高校生からの手紙に返信

習近平国家主席はこのほど、ハンガリーのハンガリー語・中国語バイリンガルスクールの生徒からの手紙に返信し、中国のことをさらに知り、中国とハンガリーの友好事業の使者となるよう励ました。新華社が伝えた。

習主席は「私と妻は兎年の春節（旧正月、2023年は1月22日）に皆さんからの手紙を受け取ったことを嬉しく思っている。2009年にハンガリー語・中国語バイリンガルスクールで先生方や生徒の皆さんと交流した時のことを今も覚えている。皆さんが中国語を勉強し続け、中国とハンガリーの友好への貢献を志していることを知り、皆さんを称賛したい」と表明。

「中国とハンガリーは共に悠久の歴史と燦然と輝く文化を持ち、両国民には伝統的友好があり、人的・文化的交流が日増しに緊密化している。皆さんが高校卒業後に中国の大学に進学することを歓迎する。また、中国語を好きになり、中国語を学ぶハンガリーの青少年が増えることを願っている。機会があれば中国を訪れ、中国を見て、現代の中国と中国の歴史・文化をさらに知り、中国とハンガリーの友好事業を継承・発展させる使者となるべく努力して欲しい」とした。

ハンガリー語・中国語バイリンガルスクールは、2004年9月創立の中欧・東欧地域で唯一の中国語と現地語で教育を行う公立全日制学校で、現在12学年、20クラスで、530人余りの在校生がいる。習主席は国家副主席だった2009年10月にハンガリーを訪れた際、同校を視察した。今年の春節前に、同校の生徒である胡霊月さんと宋智孝さん（共に中国語名）が全校生徒を代表して習主席と彭麗媛夫人に手紙を送り、中国の風習に従って新年の挨拶を述べ、12年間の中国語学習で感じたことを伝え、今後中国で大学に進学し、ハンガリーと中国の友好に貢献したいという抱負を記していた。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月1日