外交部「日本は原発汚染水の海洋放出の強行という無責任な行為を止めるべき」

外交部（外務省）の19日の定例記者会見で、汪文斌報道官が日本による原発汚染水の海洋放出に関する質問に答えた。

【記者】今年の春から夏ごろ福島原発汚染水を海洋放出するとの日本政府の先週の発表に対して、日本国内の複数の団体や各国の人々が次々に日本政府の約束違反を批判し、強い反対を表明していることについて、コメントは。

【汪報道官】海洋環境は国際社会全体の利益に関わり、原発汚染水の海洋放出は決して日本だけの事ではない。国内外の一致した懸念と強い問題視の声を顧みず、原発汚染水の海洋放出計画を強引に推し進めるという、日本政府の利己的なやり方が各界の強い不満と批判を招くのは当然だ。特に遺憾なことに、日本政府と東京電力は以前、関係者の理解を得られなければ原発汚染水の処分を実行することはないと約束していたが、現在ではその約束に背き、独断専行に走っている。我々は日本側に対して、国内の民衆及び国際社会の正当な懸念と強い訴えを尊重し、約束を誠実に守り、科学的で公開性と透明性のある、安全な方法で原発汚染水を的確に処分し、海洋放出の強行推進という無責任な行為を止めるよう促す。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年1月20日