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習近平総書記が江蘇省代表団で質の高い発展について語った理由

人民網日本語版 2023年03月06日14:38

習近平総書記は5日午後、第14期全国人民代表大会(全人代)第1回会議の江蘇省代表団の審議に参加した際、社会主義現代化国家の全面的な建設における最重要任務である質の高い発展を系統立てて詳述した。新華社が伝えた。

第18回党大会以来、習総書記は全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)期間中に江蘇省代表団の審議に2回参加し、江蘇省を3回視察し、「改革革新、質の高い発展の推進において模範たることを目指し、全国の新たな発展構造の構築への貢献において模範を示し、率先して社会主義現代化の実現において前列を歩む」よう江蘇省に求めた。

■質の高い発展の推進において必須の道ーー高水準の科学技術の自立・自強実現の加速

習総書記は2017年12月に江蘇省徐州を視察した際、企業に対して「多くのコア技術は求めても得られず、買うことのできないものだ。自信と根気強さと揺るぎなさを持ち、独自開発をしっかりと行わなければならない」との要求を示した。

■新たな発展の構造を構築することは、質の高い発展の推進における戦略的基点

習総書記は2020年に新たな発展構造の構築を打ち出した。同年11月に江蘇省を視察した際、習総書記は「全国の新たな発展構造の構築への貢献において模範を示す」よう江蘇省に明確に求めた。

習総書記は今回の江蘇省代表団の審議に参加した際、現代的産業システムの構築の加速、経済発展の重点を実体経済に置くことの堅持、制度的開放の着実な拡大など、新たな発展構造の構築についてさらに方針を示した。

■農業の現代化の推進は質の高い発展の実現における必然的な要請

習総書記は早くも2013年3月に江蘇省代表団の審議に参加した際、農業の現代化に言及していた。2014年12月に江蘇省を視察した際には、「農業の現代化なくして、農村の繁栄と富強はなく、農民が安穏に暮らし楽しく働く日々はなく、国家の現代化は完全でなく、全面的でなく、堅固でなくなる。発達した地域はこの面でしっかりとリードしなければならない」と指摘した。

■質の高い発展の最終目標は人々の幸福と平安

習総書記は2014年には鎮江で農村の医療衛生事業の発展と村民の診察状況を視察し、2017年には徐州で農民に関して語り、2020年には南通で散歩する市民らと親しく言葉を交わした。江蘇省を視察するたびに、習総書記の言葉や行動の1つ1つにはそれらが人々のためであることが体現されている。

今回の江蘇省代表団の審議に参加した際、習総書記は基層のガバナンスと民生保障、人々が急ぎ解決を望む問題、新たな段階における新型コロナ対策など重要な問題をしっかりと押さえることに言及し、質の高い発展を深く詳しく語った。これは江蘇省に立脚するだけでなく、全国に目を向けたものであり、新たな道のりにおいて中国式現代化の長期的で着実な発展を確固不動として推進するうえで重要な指導的意義を持つものだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年3月6日

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