外交部(外務省)の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、ウクライナ情勢に関する質問に答えた。
汪報道官は「戦場に武器を提供し続けているのは米国であって中国ではない。米国には中国に指図や命令をする資格はない。中国も米国による中露関係への口出しや脅し、抑圧を受け入れたことはない。ウクライナ問題における中国の立場は常に和平交渉を促進することだ。結局のところ、誰が対話を呼びかけ、平和を勝ち取ろうとしているのか。また誰がたきつけて武器を供与し、対立をあおっているのか。国際社会の誰の目にも明らかだ」とした。
また汪報道官は、「中国は、米国が自国の行ってきた行為をしっかり反省し、情勢を緩和させ、和平交渉を促進するために着実な事をより多く行い、責任を他人に押しつけたり、虚偽の情報をまき散らしたりするのを止めるよう促す。中国は引き続き対話の側に立ち、平和の側に立ち、情勢の緩和と鎮静化を推進するための建設的な役割を果たしていく」と強調した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年2月21日