習近平国家主席の夫人で、世界保健機関(WHO)の結核・エイズ対策親善大使を務める彭麗媛氏は22日、WHOの世界結核デー関連のイベントに書面でメッセージを寄せた。新華社が伝えた。
彭氏は「近年、WHOが積極的に推し進め、国際社会が共に努力する中、世界の結核対策は著しい成果を収めた。中国政府は結核対策を非常に重視し、『健康中国戦略』に盛り込み、保障水準を絶えず高め、各当局による協力を実施し、社会全体に参加を呼びかけ、新たな診断技術、新たな治療方法、新たな管理ツールを積極的に普及させており、結核患者の治癒率は常に90%以上を維持している」と指摘。
彭氏は「結核は依然として人々の健康に深刻な害を及ぼす世界的な公衆衛生問題であり、世界で結核の流行を終わらせることは依然として任重くして道遠しだ。各方面は積極的に約束を履行し、リソースの投入を強化し、交流・協力を実施し、対策のノウハウを共有し、世界の結核対策の能力と水準を共に高めるべきだ。私は皆と手を携えて共に歩み、結核対策事業に積極的に参加し、結核患者をケアし、愛と行動によって健康を守ることを望んでいる。各方面が共に努力することで、結核の流行を終わらせるという目標を期限内に実現し、人類衛生健康共同体の構築に一層の貢献が果たせるものと信じる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月23日