国連教育科学文化機関(ユネスコ)の2022年度「女子と女性の教育賞」授与式が11日にフランス・パリで行われ、習近平国家主席の夫人で、「ユネスコ女子と女性の教育促進特使」を務める彭麗媛氏が祝辞を寄せた。新華社が伝えた。
彭夫人は授与式の開催及びカンボジアとタンザニアの受賞団体に心からの祝意を表し、「女子と女性の教育は女性自身の発展に関わるだけでなく、人類社会の持続可能な開発の促進においても重要だ。先般開催された国連教育変革サミットは、ジェンダー平等の促進における教育の重要な役割を特に強調し、教育の変革を通じた女性のエンパワーメントを呼びかけた。中国は常に女子と女性の教育事業を非常に重視し、女性の経済・社会発展への参加能力と貢献を高め続けている」と指摘。
「ユネスコ女子と女性の教育促進特使として、私は皆さんと共に、思いやりをもって力を合わせ、堅守をもって自信を伝え、女子と女性の教育のより公平で包摂的かつ質の高い発展を共に後押しし、世界の持続可能な開発の促進と人類運命共同体の構築に貢献することを望んでいる」と強調した。
中国とユネスコが協力して設立した「女子と女性の教育賞」は、女子と女性の教育に関するユネスコ唯一の賞であり、ジェンダー平等の理念及び優れた実践経験の宣伝と普及、ジェンダー平等の世界的優先事項としての推進において重要な役割を果たし、国際社会の広範な注目と高い評価を得ている。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年10月12日