中国と中央アジア諸国は発展と振興の道を手を携えて前進

中国・中央アジアサミットが5月18、19両日に陝西省西安市で開催される。中国と中央アジア5ヶ国の首脳が昔からの友情を共に語り、今後の発展を共に計画し、より緊密な中国・中央アジア運命共同体の構築を共に推進する。今回のサミットは、中国・中央アジア関係に新たなビジョンを描き、双方間の協力に新たな時代を切り開く盛大な会議であり、中国と中央アジア諸国間の国政運営経験の交流、各国の発展と振興の推進のために重要な場と機会を与えるものとなるだろう。（人民日報コラム「和音」掲載）

現在、中国と中央アジア諸国は共に発展と振興の重要な段階にある。中国は中国式現代化による中華民族の偉大な復興の全面的な推進の最中にあり、中央アジア諸国も国家発展の目標達成に向けてたゆまず努力している。中国と中央アジア諸国が互いの選択した発展路線を揺るぎなく支持し、国の発展と振興の道において手を携えて前進することは、互いの優位性を発揮し、協力の潜在力を深く掘り起こし、共同発展を実現することに寄与する。

中央アジア諸国は中国の発展理念に強く同意し、中国の発展における成功経験を学び、参考にすることを望んでいる。中国による中国式現代化の推進と拡大の成功は、中央アジア諸国の現代化の実現に示唆と自信を与えた。

絶対的貧困の根絶は、中国における民生改善の一里塚だ。近年、中国とウズベキスタンは両国首脳の指示の下で、貧困削減分野の協力で多くの前向きな成果を挙げ、これは両国の包括的な協力における大きな注目点となった。ウズベキスタン政府はこのほど、全国各州で中国の貧困削減のノウハウを広める試行事業を行うことを発表した。

また、中国とカザフスタンは農業を協力の重点分野、優先的方向性の1つとしている。中国による研修を受けたカザフスタン人は中国の農村振興のノウハウを参考に、自国の国情と結びつけ、進んだ農業技術を積極的に導入し、普及させ、カザフスタンの農業の発展を促進してきた。

そして、トルクメニスタンからの留学生はグリーン発展の分野で、共同研修事業を通じて、中国で「グリーンエネルギーの夢」を追っている。

これらはいずれも、国の発展と振興において中国と中央アジア諸国が手を携えて前進していることを示す実例だ。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年5月18日