【習主席の首脳外交】中国ホンジュラス関係の長期的発展をリードする歴史的会談

習近平国家主席は12日、国賓として訪中したホンジュラスのカストロ大統領と北京の人民大会堂で会談した。両国首脳によるこの歴史的会談は、戦略的・長期的視点から、両国関係が踏み込んだ発展を遂げるよう導き、両国関係を明るい未来へと後押しするものとなった。新華社が伝えた。

国交樹立から2ヶ月余り、中国とホンジュラスは国交樹立の約束を積極的に履行し、全面的連携、相互尊重、平等・互恵、共同発展という原則と目標に基づき、両国関係の迅速なスタートを推進してきた。中国税関の統計によると、今年最初の4ヶ月間で、中国とホンジュラスの貿易総額は38億9300万元（1元は約19.5円）に達し、前年同期比で22.9％増加し、うち輸入は229.5％増加した。

両国首脳の指導の下、国交樹立以来、両国間の実務協力は一連の早期収穫を収め、双方は両国関係発展の大きな潜在力を目にすることとなった。9日、カストロ大統領は上海で、ホンジュラスが中国側の招待を受け、今年11月に上海で開催される第6回中国国際輸入博覧会に参加することを表明した。11日、両国は北京で国交樹立以来初のハイレベル企業家交流会を開き、両国の政財界の代表約200人が参加した。12日、両国政府はシルクロード経済ベルトと21世紀の海のシルクロードの建設の共同推進に関する覚書に調印した。これを受け、「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設に参加する中南米の国は22ヶ国にまで増えた。

中国とホンジュラスの実務協力が示した盛んな活力と大きな将来性は、中国と中南米諸国の連携による実務協力推進と共同発展実現が具現化されたものだ。平等・互恵と共同発展という包括的な協力パートナーシップによって、距離的に遠く離れた中国と中南米諸国は山海や障壁を越え、手を携えて共に未来へと向かう。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年6月14日