＜企画＞1-7月の経済情勢に関するデータを発表　中国

「中国はこのほど、関連データを発表し、2024年1-7月の経済情勢に関して報告した。」

▷消費市場の運営状況

1-7月には、中国の社会消費財小売総額は前年同期比3.5％増の27兆3726億元となった。

7月の社会消費財小売総額は同2.7％増の3兆7800億元に達した。

▷対外貿易の状況

今年7月には中国の物品貿易の輸出入総額が前年同期比6.5%増となり、成長率は前月を0.7ポイント上回った。うち輸出は同6.5%増、輸入は同6.6%増だった。

今年1-7月の中国の物品貿易輸出入総額は同6.2％増の24兆8300億元に達した。うち輸出は同6.7％増の14兆2600億元、輸入は同5.4％増の10兆5700億元。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は同10.6%増の3兆6900億元の黒字だった。

地域別に見ると、1-7月には中国と4大貿易パートナーとの間の輸出入総額はいずれも前年同期比成長を達成した。そのうちASEANは引き続き中国にとって1番目の貿易パートナーで、中国・ASEAN間貿易総額は同10.5%増となった。2番目は欧州連合（EU）で貿易総額は同0.4%増、3番目は米国で同4.1%増、4番目は韓国で同8%増だった。

同期には中国と「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設国との輸出入額は同7.1％増の11兆7200億元に達した。

▷外資導入の状況

今年1-7月には、全国で新たに設立された外資系企業が前年同期比11.4％増の3万1654社に上り、実行ベース外資導入額は同29.6％減の5394億7000万元だった。

▷対外投資の状況

1-7月の中国の非金融分野の対外直接投資は、前年同期比16.2％増の835億5000万ドルに上った。そのうち中国企業が「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設国で行った非金融分野の対外直接投資は、同7.7％増の179億4000万ドルだった。

同期の対外請負工事の完成工事高は同6.6％増の862億8000万ドル、新規契約額は同25％増の1339億5000万ドルに上った。そのうち中国企業が「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設国で行った対外請負工事の完成工事高は同5.2％増の698億8000万ドル、新規契約額は同22.3％増の1101億1000万ドルだった。

▷関連データ

■53.5％、新エネ車の中国国内販売台数シェアが初めて50％超える

2024年7月には、乗用車の国内販売台数が159万5000台に上り、そのうち新エネルギー自動車が53.5％のシェアを占めて85万3000台になり、初めて従来の石油燃料乗用車を抜いた。

新エネ乗用車の月間販売台数が石油燃料車を抜いたことは、新エネ車がガソリン車をはじめとする石油燃料車に取って代わり、新たなステージに突入したことを示す。

（編集JZ）

「人民網日本語版」2024年8月26日