中国がパナマに厳正な申し入れ
人民網日本語版 2025年02月10日14:57
趙志遠外交部部長助理(外務次官補)は7日、パナマのレカロ駐中国大使と会見し、パナマが「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設からの離脱を表明したことについて厳正な申し入れを行った。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
趙氏は「パナマがこのほど『一帯一路』共同建設に関する中国との覚書を更新しないと表明したことに、中国は深い遺憾の意を表する。『一帯一路』共同建設の枠組みで、中国とパナマの各分野における実務協力は急速に発展し、一連の実り豊かな成果を収め、パナマの国家と国民に確かな利益をもたらしてきた。『一帯一路』協力には150ヶ国以上が積極的に参加しており、その成果はパナマを含む各国の人々に恩恵を及ぼしてきた。『一帯一路』における『逆行』は、中国とパナマの国民の期待に反し、パナマの直接的利益と一致しない」と指摘。
「中国はパナマの主権と領土保全を尊重し、大国も小国も等しく平等であり、尊重し合い、約束を守るべきであることを主張している。圧力と脅しという手段によって中国とパナマの関係を恣意的に破壊し、『一帯一路』共同建設協力を中傷し、破壊する米国の行為に、中国は断固として反対する。中国とパナマの関係が第三国を標的にしたことはなく、第三国の妨害を受けるべきでもない。パナマが二国間関係の大局及び両国民の長期的利益に立って外部からの妨害を排除し、正しい決定をすることを望む」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月10日
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