中国、「地球近傍小惑星防御システム」を配備

人民網日本語版 2025年02月18日16:46

最近、「2024 YR4」という番号の小惑星が8年後に地球に衝突する可能性があるとの話題がインターネット上で熱い議論になっている。中国の天文学者によると、現在の衝突確率は推定値に過ぎず、目下より重要なのは持続的な観測と軌道の計算だという。中国は現在すでに「地球近傍小惑星防御システム」の配備を開始した。全世界の科学者も「惑星防御」を紐帯として協力を進めている。中国経済網が伝えた。

「2024 YR4」は2024年12月27日に初めて発見された。この小惑星の推定直径は40−90メートルで、ビルの大きさに相当する。

今年1月上旬以来、NASAの天文学者は望遠鏡を使ってこの小惑星を追跡している。現在、この小惑星は地球から4800万キロメートル以上離れている。衝突の可能性は低いが、天文学者はより詳細な情報を得ようと密接に追跡している。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年2月18日

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