アリババがクラウド事業やAIインフラに3年で過去10年を上回る3800億元投資へ
人民網日本語版 2025年02月25日11:14
阿里巴巴集団(アリババグループ)の呉泳銘最高経営責任者(CEO)は24日、「当社は今後3年、クラウド事業やAIハードウェアインフラ整備に、過去10年の総和を上回る3800億元(1元は約20.7円)以上を投じる計画だ」と発表した。これは中国の民間企業のクラウド事業やAIハードウェアインフラ整備の分野において、過去最大規模の投資額となる。
呉CEOは、「AIは予想をはるかに上回るスピードで爆発的に成長している。中国のテクノロジー産業は、依然として発展途上で、ポテンシャルは巨大。当社はクラウド事業やAIハードウェアインフラ整備を全力を尽くして加速させ、業界全体のエコロジカルの発展をバックアップしていく」と語った。
現時点で、阿里雲(アリクラウド)はアジアトップクラスのクラウドコンピューティング企業で、阿里巴巴が開発した対話型AI「通義千問」はすでに世界的に有名なオープンソースのモデルとなっている。呉CEOは、「3800億元という巨額の資金を投じることで、関連産業の自信をしっかりと高めることができるほか、当社がこれまで通り、将来にポジティブな見方を示し、将来に投資し続けることを表明することができる」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年2月25日
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