卒業シーンが到来し、5800人を超える今年度の大学卒業生が阿里巴巴(アリババ)に続々と入社した。世界の555の大学の卒業生たちで、7割以上が技術関連のポジションに就き、中には技術標準化エンジニア、シミュレーション設計エンジニア、ビデオコーデックエンジニア、量子計算研究員など最先端のポジションが含まれる。
アリババは2022年度卒業生に対して113種類のポジションで求人を行い、そのうち半導体開発、アルゴリズム、運営、プロダクト、設計などに関する45種類は初めて新卒生に向けての求人となる。勤務地は杭州、北京、上海、広州、深セン、成都など中国内外の50数都市に及ぶ。
7月26日、アリババグループの張勇代表取締役兼最高経営責任者(CEO)は今年度の株主宛て書簡の中で、今年度の新卒生の求人規模を明らかにし、新型コロナウイルス感染症が不確実性をもたらしたが、アリババは今年も5800人を超える才能あふれる優れた卒業生を迎え入れるとしていた。
科学技術業界で最も「引く手あまた」なのは優れた技術的人材だ。アリババは11年にキャンパスでの求人で(トップレベルの技術者を育成する)「阿里星計画」をスタートし、そして今年はさらにレベルアップして「阿里星Lab計画」を打ち出し、世界各地からトップレベルの科学研究人材を誘致することを目指している。今年の計画で採用された新卒者は機械学習(マシンラーニング)、コンピューター・ビジョン、自然言語処理、オペレーション最適化、半導体開発などのポジションにそれぞれ配属される予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年8月5日