アリババクラウドはこのほどドイツ・フランクフルトで新しいデータセンターを設立し、そして近く正式に運営をスタートするという。これはアリババクラウドのドイツで3つ目のデータセンターであり、ドイツにあるアリババクラウドのノードはこれまで東京五輪と北京冬季五輪にサービスを提供し、2回の五輪がアリババクラウドを通じて世界に中継されるようサポートした。現在、アリババクラウドが世界で運営するアベイラビリティーゾーン(AZ)は84ヶ所あり、27のエリアのノードをカバーしている。
2016年にフランクフルトで初めてデータセンターを設立して以来、アリババクラウドはドイツ、英国、フランスなど欧州諸国で相次いで現地チームを立ち上げ、シーメンス、SAP、シュナイダーエレクトリックなど多くの欧州企業と協力関係を結び、現在は欧州エリアでデータセンター5ヶ所を運営している。
調査会社の米ガートナーがまとめた最新のデータでは、21年にアリババクラウドはグローバルクラウドコンピューティング市場で3位になり、市場シェアは9.55%に達し、6年連続で市場シェアの拡大を実現した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月18日