【王毅外交部部長記者会見】米国はフェンタニル問題で恩を仇で返すべきではない

人民網日本語版 2025年03月07日14:29
【王毅外交部部長記者会見】米国はフェンタニル問題で恩を仇で返すべきではない

第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は北京時間3月7日午前10時に「中国外交政策と対外関係」について記者会見を行い、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が国内外の記者からの質問に答えた。

フェンタニル問題における中国の立場について王氏は「中国は一貫して麻薬の製造・取引を断固取り締まっており、現在、世界で最も厳格かつ徹底した麻薬対策を講じている国だ。すでに2019年の時点で、中国は米国の要請に応じ、世界に先駆けて全てのフェンタニル類物質を規制対象とした。しかし、米国におけるフェンタニルの乱用問題は米国自身が向き合い、解決すべき問題である。中国は人道的精神に基づき、米国に対して様々な手助けをしてきた。米国は恩を仇で返すべきではないし、ましてやいわれなく関税を課してはならない。これは責任ある大国のする事ではない」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年3月7日

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