まさに次元を超えた共演!人間とロボットバンドが人気映画のBGMを演奏

人民網日本語版 2025年05月16日09:31

中央広播電視総台が最近放送した五四青年節(5月4日)に合わせた特別番組で、中国民族楽器の楽団・二十四伎楽国風楽団が、磐石ロボットバンドとコラボレーションして、大ヒットとなった中国国産3Dアニメーション映画「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」の主題歌「就是哪吒」を演奏した。モダンなオーラを放つ金属感満載のロボットが、中国テイストの絵巻をバックに、伝統衣装を身にまとった二十四伎楽国風楽団のメンバーと息の合った演奏を披露して、テクノロジーと伝統文化の見事な共演を演出した。

安徽省合肥市の磐石ロボットバンドが中央広播電視総台の舞台に登場するのは今回が3回目。テクノロジーと音楽がコラボレーションし、魅力ある音楽を披露している。合肥磐石智能科技股份有限公司で研究開発に取り組むエンジニアの呉超さんは、「4月に、録画することが決まったが、その時には、ロボットのスケジュールがいっぱいになっていたので、番組のロケ地である深センに行くことができず、番組スタッフは合肥でスタジオを探すことにした。そして、一緒に演奏する二十四伎楽国風楽団も、四川省成都市から合肥に駆けつけて、録画した」と話す。

ロボットが音楽について理解を深めることができるよう、呉さん率いるチームのメンバーは率先して音楽を勉強し、安徽師範大学の編曲を専門とする教員の指導も受けた。ロボットが「感情のこもった」演奏ができるように、チームのメンバーは、調整を繰り返し、感情に関する情報をパラメータに変換し、歌曲のフォーマットを変え、編曲を最適化し、さらにロボットが理解できる言語に変えるなど、3日ほどで、ロボットの調整を完了させたという。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年5月16日

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