中国、基本的な科学的素養を備えた国民の割合が44.07%に
人民網日本語版 2025年05月29日14:38
第14回中国国民科学的素養サンプル調査の結果によると、2024年時点で中国の科学的素養を備えた国民の割合は15.37%、基本的な科学的素養を備えた国民の割合は44.07%、人口規模にして4億4000万人。国の革新的な発展に向けた労働力基盤をさらに強化した。新華社が伝えた。
この情報は、第9回「全国科学技術労働者の日」を前にした5月27日、中国科学技術協会によって発表された。
国民が科学的素養を備えることとは、科学的精神を尊重し、科学的思考を持ち、基本的な科学的手法を習得し、必要な科学技術知識を理解し、それを活用して物事を分析・判断し、現実の問題を解決する能力を有することを指す。「新時代における科学技術普及活動のさらなる強化に関する意見」では、2025年までに科学的素養を備える国民の割合を15%以上とする目標が掲げられている。
これまでの中国国民科学的素養調査では、科学的素養を備えたかどうかの判定・分析のみだったが、今回の調査では段階的調査が実施され、科学的素養調査アンケートの得点状況に基づき、国民の科学的素養の階層構造を「高度な科学的素養を備える」(85点以上)、「科学的素養を備える」(70点以上)「基本的な科学的素養を備える」(55点以上)「低い科学的素養を備える」の4つに細分化した。
今回の調査結果によると、上位3段階に該当する人々の比率はおおよそ1:7:19というピラミッド型の分布を示した。
その中でも「基本的な科学的素養を備える」人は多く、18−69歳の人口において4億4000万人に達し、科学的素養の平均点数は68点で、科学に対する理解と習得レベルは中程度となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年5月29日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn