【Follow Xi】「豊かな自然は金銀同様の価値がある」理念の提唱から20年――世界のグリーンな未来を照らす中国の太陽熱発電技術
人民網日本語版 2025年08月27日14:40
天山山脈の東麓に朝日が昇る。1万4500枚以上の五角形のヘリオスタットが、中央の集熱タワーを囲むように同心円状に配置され、ヒマワリのように太陽を追って回転し、太陽光を集めて熱に変える。新疆維吾爾(ウイグル)自治区哈密(ハミ)にある50メガワットの溶融塩タワー型太陽熱発電所では、この「太陽を追いかける」日常が繰り返されている。
南アフリカの北ケープ州に夕闇が迫る。ヘリオスタットはゆっくりと元の位置に戻り、日中に蓄えた摂氏565度の高温溶融塩が熱エネルギーを放出し続け、24時間途切れることのない電力供給を確保する。アフリカ初のこの100メガワット級の太陽熱発電所の建設には、中国企業が参加しており、中国とアフリカのグリーンエネルギー協力の新たな模範となっている。
広大な岩石砂漠に広がる緑の奇跡。これは、世界の持続可能な開発のために中国が貢献した知恵とプランを実践した例だ。
習近平総書記は「発展と保護との関係をうまく処理することは、世界的な難題であり、人類社会の発展が直面する永遠の課題でもある」と指摘した。「豊かな自然は金銀同様の価値がある」という理念の提唱から、今年で20年になる。「習近平生態文明思想」に導かれた中国の環境ガバナンスのノウハウは、世界中にグリーン発展の種をまいている。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月27日
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