【中国共産党第20期四中全会の用語解説】中等先進国水準

人民網日本語版 2025年11月18日09:27

「2035年までに、我が国の経済力、科学技術力、国防力、総合国力および国際的影響力を大幅に向上させ、1人あたりGDPを中等先進国水準に到達させ、より幸福で素晴らしい国民生活を実現し、社会主義現代化をほぼ実現する」

(「第15次五カ年計画」提案)

【解説】

現在、「中等先進国」について明確な国際的定義は存在しない。一般的には、2020年に打ち出された「中等先進国水準」到達の基準に従い、1人あたりGDPが先進国要件(2万ドル以上)を超えること、2035年までに1人あたりGDPが2020年(実質ベース)比で倍増することが、中等先進国水準に達したかどうかを判断する基準とされている。

国家統計局のデータによれば、中国の1人あたりGDPは2020年の1万632ドルから2024年には1万3445ドルへと上昇した。

(出典:『中国共産党第20期四中全会<提案>学習ガイド100問』、国家統計局)

(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月18日

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