外交部「日本は『立場不変』の一言では中国の懸念を払拭できない」
人民網日本語版 2025年11月20日16:50
外交部(外務省)の20日の定例記者会見で、毛寧報道官が高市早苗首相の台湾関連発言に関する記者の質問に答えた。
【記者】報道によると、高市早苗首相の台湾関連発言に関し、日本の複数の高官は「従来の立場は変わらない」と主張し、発言を撤回しない意向を示している。中国側はこの説明を受け入れるか。
【毛報道官】台湾問題において、日本政府の立場は「一つの中国」原則を堅持し、中日の四つの政治文書の精神を厳守するものであるべきであり、意図的に曖昧にし、ひいては歴史に逆行するべきではない。もし日本政府の台湾問題における立場が本当に不変であるならば、日本の指導者はいわゆる「存立危機事態」を台湾問題と関連付けるべきではなく、口頭では「立場不変」と主張しながら、行動では少しずつ一線を越えようとすることは許されない。「立場不変」という一言だけでは、中国側の懸念は払拭できない。日本側は中国側の厳正な要求に真剣に対処し、誤った発言を撤回し、中国に対する約束を実際の行動で示すべきだ。(編集KW)
「人民網日本語版」2025年11月20日
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