国際的に著名な学術出版機関、中国にメタデータを開放

人民網日本語版 2026年01月21日13:23

国際学術誌のメタデータ活用の難しさは、中国の科学技術文献分野が長年直面してきたボトルネックだ。東壁科技データはテイラー&フランシス社(T&F)からの許諾を取得し、同社が保有する学術誌メタデータ資源を一括して開発・利用できるようになったことがこのほど分かった。人民網が伝えた。

T&Fは英国に本拠を置く国際的に著名な学術出版機関で、その歴史は1798年にまで遡る。現在、国際学術誌2700種余りを発行し、毎年8000冊以上の新刊書籍を出版しており、理工学・農学・医学分野から人文・社会科学まで幅広い学問領域を網羅している。東壁科技データは、科学技術ビッグデータに長年注力してきた中国科学院の元若手科学者チームによって2024年に設立され、高品質な学術誌の評価基準の確立と、高品質な科学技術文献データプラットフォームの構築に取り組んでいる。

今回締結された許諾契約に基づき、双方は科学技術文献データや科学技術図書の出版など、複数の分野で協力を進める。

東壁科技データの関係責任者は、「研究データはイノベーションの中核的要素であり、生産・管理・共有・出版という一連のプロセスの中でスムーズに流通できるかどうかが、イノベーション全体の効率に直結する。今回の協力により、一部の制限が打破され、ハイレベルな学術資源の開放と共有がさらに進み、関連する研究・イノベーションの効率向上が期待される」と述べた。

専門家によると、中国の科学技術分野におけるハードパワーの向上に伴い、より多くの国際出版機関が中国との研究・学術資源面での協力に前向きになっている。今後、さらに多様な協力モデルが生まれ、より完備されたグローバルな科学技術データサービス体制の共同構築が期待される。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年1月21日

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