「チャンビシ銅鉱山の歌」がネットで話題 さらなる中国アフリカ協力に期待

人民網日本語版 2026年05月27日11:17

最近、アフリカの歌やダンスの特色を色濃く感じさせる楽曲「チャンビシ銅鉱山の歌」(英語タイトルは「Chambishi Copper Mine」)がネットで人気を集めている。エモーショナルで思わず体が動き出すようなリズム感のあるこの曲を、ネットユーザーは「(サッカー)ワールドカップのテーマ曲より盛り上がる」と賞賛。ネットで公開されるや瞬く間に拡散され、すぐに再生回数が1億回を超えた。曲の人気が続いていることで、遠くアフリカ・ザンビアにあり、中国有色鉱業集団有限公司が投資・建設したチャンビシ銅鉱も広くその名が知られるようになった。(文:賀文萍・中国アフリカ研究院/中国社会科学院西アジアアフリカ研究所研究員)

「チャンビシ銅鉱山の歌」は同鉱山の中国側副社長の徐来祥さんが最近、人工知能(AI)ツールを利用して創作したもので、鉱区の現地従業員が歌と演奏を担当し、同鉱山の建設と発展を支えた不屈の精神と発展のプロセスを歌い上げている。

チャンビシ銅鉱山はザンビア・カッパーベルト州チャンビシにあり、1960年代に生産が始まった。効率や技術面のボトルネックなどさまざまな原因により、1986年に生産停止に追い込まれたが、1998年に中国有色集団が国際入札に参加して13年にわたり閉鎖されていたこの鉱山を買い取り、全面的な技術改良を行って、鉱山を長い眠りから呼び覚まし、新たな生命を吹き込んだ。

過去20年あまりの間、同集団はこの鉱山に累計16億ドル(1ドルは約159.3円)を投資し、納税額は5億7800万ドルに上り、現地で6200人を超える雇用を生み出し、チャンビシのインフラ建設、教育、医療、コミュニティの発展をもたらした。同集団は鉱山を開発・採掘すると同時に、投資を行ってザンビア中国経済貿易協力区(チャンビシパークとルサカパークの両パークを含む)も建設した。この協力区は、中国がアフリカに設立した最初の海外経済貿易協力区でもあった。2025年末までに、同協力区への投資額は25億ドルを超え、入居企業は100社近くに上り、現地で1万人以上の雇用を生み出し、納税額は10億ドルを突破。ザンビア経済の発展を力強く推進し、ザンビア政府から「模範的な海外の投資家」と評されるとともに、中国アフリカ生産能力協力のベンチマーク的プロジェクトとなった。

今回「チャンビシ銅鉱山の歌」をきっかけにネットで話題になったチャンビシ銅鉱山とザンビア中国経済貿易協力区は、中国が投資するアフリカ鉱山の発展と経済貿易協力区建設の縮図に過ぎない。

統計によれば、中国商務部(省)がこれまでに承認したアフリカにある国家級域外経済貿易協力区はザンビア、ナイジェリア、エジプト、エチオピアなどの国に及んでおり、加工製造、商業貿易物流、資源利用、産業と都市の融合が主要な発展モデルとなっている。中国鉄建股份有限公司が運営するナイジェリアのレッキ自由貿易区は、日用化学品、家電、建築材料加工、保税物流を中心に、企業119社が入居し、総投資額は30億ドルを超える。天津泰達投資持株(集団)有限公司が建設したエジプトのスエズ経済貿易協力区は、中国・エジプトの「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設のシンボル的プロジェクトであり、入居した企業は100社を超え、分野は機械、医薬品、太陽光発電など各産業に及んでいる。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年5月27日

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