地球の最南端で輝く中国のテクノロジー設備
199日間、2隻の船による総航程7万海里超、550人の観測隊員、101地点での総合調査、国家5つの主要カテゴリーにおけるテクノロジー計画45プロジェクトの実施――5月18日、「雪竜2」号の帰還をもって、中国第42次南極観測は無事終了した。今回の南極観測は、参加人数と任務量の両面で過去最高を更新し、国産極地観測設備にとって最も厳しい実証の場となった上、国産極地設備の歴史的ブレイクスルーも実現した。中国科技網が伝えた。
独自開発の熱水掘削システムは初の実地試験で南極掘削における「中国の深さ」を打ち立てた。新世代「雪豹」雪上車は初の南極内陸全シーン試験を完了し、「中国の速さ」を達成した。さらに、南極半島周辺海域で初めて国産海底地震計アレイを設置し、世界観測の空白域を埋め、「中国の精密さ」を示した。新型内陸モジュールも初の試験を完了し、極地観測支援能力を大幅に向上させ、「人間本位」の「中国の温さ」を体現した……。複数の国産設備が今回初投入・初試験され、中国の極地観測研究水準を著しく高めるとともに、「中国のスマート製造」を地球最南端で輝かせた。
東南極の麒麟氷底湖地域では、マイナス41℃という極寒環境の中、氷底湖チームの隊員らが独自開発した極地氷層熱水掘削システムを用い、45昼夜連続で掘削作業を実施し、3413メートルの氷層掘削に成功した。これは従来の国際最深記録2540メートルを大きく上回る成果だ。この「中国深さ」は、中国が南極氷床の90%以上および北極氷床全域で掘削研究を実施できる能力を備えたことを示している。
氷下湖チームの郭井学隊長は、「今回の観測では、独自イノベーションによる熱水掘削設備を用い、極地熱水ドリルの耐低温性能、外来汚染物質の制御、大深度ホースとウインチの高精度制御など複数の重要コア技術を確立した。これにより、極地における大深度熱水掘削の高効率で安定したクリーンな掘進を実現し、記録更新の底力となった」と語った。
今回の観測では、極地輸送を担う雪上車も、履帯式輸入車から車輪式国産車への飛躍を実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年5月29日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








