世界最大の単体蓄熱容量を持つ太陽熱発電所が青海省で着工

人民網日本語版 2026年06月18日09:48

中国広核集団(中広核)の格爾木(ゴルムド)350メガワット(MW)太陽熱発電実証プロジェクトが6月16日、青海省格爾木市の烏図美仁太陽光・太陽熱発電パークで着工した。科技日報が伝えた。

同プロジェクトは、世界最大の単体蓄熱容量と最大の集熱ミラー面積を有する太陽熱発電所として、溶融塩タワー型とトラフ型を組み合わせた技術ルートを採用し、中広核が独自開発した開口幅世界最大の8.6メートル太陽熱溶融塩トラフ型集熱器の設備とプロセスの大規模実用化を実現し、中国の太陽熱発電産業の大規模発展に向け、再現と普及が可能なモデルを提供する見込みだ。

中広核格爾木350MW太陽熱発電実証プロジェクト完成予想図。画像提供:中広核

中広核格爾木350MW太陽熱発電実証プロジェクト完成予想図。画像提供:中広核

同プロジェクトの集熱ミラーの総採光面積は370万平方メートルに達し、110万平方メートルのタワー型集熱ミラー3カ所と、40万平方メートルのトラフ型集熱ミラー1カ所で構成される。

このトラフ型集熱技術は入口温度290℃から出口温度550℃までの安定稼働を実現でき、蓄熱温度差は260℃に達する。これは従来の熱媒油システムの2.6倍に相当する。また、この設備全体の中核部品はいずれも、中広核が国内産業チェーンの有力企業と連携して技術開発を行ったものであり、中核技術の100%独自化を実現している。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年6月18日

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