競技会場から日常生活シーンへ 急速に活躍の場を広げる中国製ロボット

人民網日本語版 2026年07月24日11:12

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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中国が開発した四足歩行ロボットは世界の販売量の約7割を占め、中国製人型ロボットの完成機製品は400種類以上に達し、世界の半数を超える。ここ数年、中国製ロボットは単に「利用可能」なものから「よりよく利用可能」なものへと安定的に前進し、価値の高いシーンを急速に切り開いてきた。

北京初のロボットがテーマのレストラン「ロボット焰究所」は、さらなる高度化とアップデートを経て今年4月にリニューアルオープンした。接客や調理、配膳、片付けなど、全てのプロセスが10数台のロボットによって完結し、来店者数は1日平均で延べ1000人に迫る。

中国国内ロボット産業の先陣を切った北京には現在、人型ロボット完成機メーカーが30社以上あり、全国の2割以上を占める。これらのメーカーは、354種類のイノベーション製品が160のさまざまなシーンでの初テスト・利用と改良・高度化を進めるのをサポートし、人型ロボットは街のあらゆる場所で普及ペースを加速させている。

太保家園・北京国際頤養コミュニティでは、今年入居した高齢者の崔暁東さんが中国将棋ロボットと対局中だった。崔さんは、「ロボットは対戦レベルを調節してくれるので、勝負して勝つこともあれば負けることもあり、引き分けることもある。こうした双方向のやりとりやチャレンジは退職後の暮らしに楽しみを与えてくれる」と話した。

「スマート介護サービスロボット発展研究報告(2026年版)」によると、中国の介護サービスロボット産業は、気持ちに寄り添うパートナー、リハビリのサポート、生活のアシスタントといった基本的な体系を構築しており、2026年の市場規模は100億元(1元は約24.2円)を超える見込みだ。

高齢者の世話から消費者へのサービスまで、ロボットは今、より多くのシーンで活躍している。ファミリーマートの北京中関村鼎好店では、客が「焼きソーセージを1本」と言うと、ロボット店員が迅速に動いて、焼いたソーセージを正確につかみ取り、トレーの上に置く。このロボットに「仕事の内容は?」とたずねると、「商品を探したり、サツマイモを持ってきたり、飲み物を用意したりすることです。寒いジョークも言えますよ」との答えが返ってきた。

ファミマから1キロメートル南に行ったところにある薬局では、北京銀河通用ロボット股份有限公司のロボットが24時間体制で医薬品のスマート販売サービスを提供している。オンラインで注文を受けると、所狭しと並んだ医薬品棚の間をロボットが動き回り、約5000種類ある医薬品から目的のものを正確に識別し、ピッキング、チェック、包装など一連の動作を迅速に終え、スマート受け取りロッカーに丁寧に入れる。全プロセスにかかる時間は90秒にも満たない。このロボットは2025年第1回世界人型ロボット運動会の医薬品仕分け種目で優勝したロボットで、現在は北京市内の数十ヶ所で安定的に稼働しており、中国初の正式なロボット医薬品販売員として「勤務」している。

展示会場や競技会場から日常生活シーンへ。北京はグローバルロボット応用ベンチマーク都市になりつつあり、ロボットが人々の日常生活に急速に溶け込んでいる。「人とロボットが共生する」未来はもう手の届くところにある。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年7月24日

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