YouTubeで動画の再生回数を伸ばすカギとなりつつある「中国の車」

人民網日本語版 2026年08月12日16:01

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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人気ユーチューバー・リチャード・ブノワさんは最近、米通信社・ブルームバーグの取材に対して、「中国の車を取り上げると、動画の視聴回数が激増する」と語った。海外の多くのブロガーも、同じように感じており、「中国の車の動画や画像をアップ」が再生回数やクリック回数を伸ばすカギとなりつつある。

中国の自動車輸出が近年、急増し続けており、中国車関連のトピックが海外の消費者の注目を集めるようになっている。中国自動車工業協会が発表した最新データによると、今年1—6月期に輸出された自動車は前年同期比65.3%増の509万6000台だった。そのうち、235万5000台は新エネ車で、前年同期比1.2倍増だった。

米国の車系ユーチューバー・イーサン・ロバートソンさん(ハンドルネーム「‌Wheelsboy」)‌は、20万人以上のフォロワーを抱えている。そんなロバートソンさんは最近アップした中国の電気自動車メーカー・零跑汽車(リープモーター)の車を試乗する動画の中で、「ゼロ・グラビティシートにスマート冷温庫、車載インフォテインメントなどを備えており、これは車というより、会議室やテーブルゲームルーム、フィッシングルームといったほうがいい」と目を丸めていた。

そして、「中国の自動車のスマート化のレベルはとても高い。音声認識システムは、音声コマンドを速やかに認識できるほか、連続の対話にも対応できる。さらに、以前なら、世界トップクラスの車にしか搭載されていなかった自動右折・左折や自動信号待ちといった運転アシスト機能も搭載されている」とする。

海外のブロガーは中国の自動車を紹介する時、「スマート化」、「近未来感」、「テクノロジー感」といった言葉をよく使っている。

欧州自動車工業会が先ごろ発表したデータによると、今年5月、中国の自動車メーカー5社の欧州31ヶ国における自動車販売台数は13万8400台に達し、その市場占有率が初めて日本の自動車メーカーを超えた。

ブルームバーグは、「わずか数年で、中国の電気自動車の欧州における月間販売台数は、飛躍的に増加した」と分析している。欧州の自動車メーカーのコストパフォーマンスの高い電気自動車は供給が追いついていないほか、技術のアップデートが遅い。一方、中国の自動車メーカーは、バッテリーの技術やスマート化、価格などを強みとして、欧州の消費者の心を掴むようになっている。

世界の市場の環境や道路の状況、ライフスタイルは千差万別であるため、「郷に入っては郷に従い」、「現地にしっかりと適応する」必要があるというのが、海外事業を展開する中国の自動車メーカーの共通の認識となっている。

中国の電気自動車メーカー・比亜迪(BYD)は7月28日、日本市場向けの軽電気自動車(EV)「ラッコ」を発売した。日本の自動車系ブロガーらは、競うように「ラッコ」を撮影したり、試乗したりしている。そして、「ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1800mmで、軽四の設計基準を満たしている」や「フロントシート後ろ側の折りたたみテーブルや買い物袋を掛けるシートのフック、ラッシングベルトなど、荷物を載せる空間は細部に至るまで、日本のユーザーの習慣に合わせて工夫が凝らされている」と評価している。

中国の自動車メーカーは、それぞれの国や地域に合わせたカスタマイズを通じて、海外のユーザーに、自分たちのニーズが尊重され、理解されていると感じてもらえるよう努力を重ねている。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年8月12日

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