【中国経済FAQ】中国の新エネ車の平均車齢はわずか1.8年?

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中国の新エネルギー車の平均車齢はわずか1.8年なのか。最近、一部の海外メディアと個人メディアが「2025年中国自動車アフターマーケット年次発展報告」の一部のデータを引用して、「中国製の電気自動車は携帯電話よりも買い換え周期が短い」と騒ぎ立て、さらには中国の新エネ車は「寿命が短い」「単なる消耗品」などとし、使用年数や走行距離の「デスライン」にすぐ直面すると誇張して伝えている。こうした主張は、自動車保有の構造、消費行動、製品の寿命について少しずつ概念をずらしながら語る不毛な言説であり、データを読み誤っているだけでなく、新エネ車の見通しに対する判断も誤っている。
同報告書に「1.8年」とあるのは、具体的には2025年末時点における中国の新エネ車ストックの出荷から販売までにかかる平均時間を指す。これは新車の「平均年齢」であり、「消費者が1.8年ごとに新車に買い換える」ということではないし、ましてや新エネ車の「平均使用年数」が1.8年しかないということでもない。
新エネ車の販売台数が何年も連続で急増する状況の中、大量の新車が絶えず統計サンプルに加わるため、必然的にストック全体の「平均年齢」が若くなる。公安部(省)がまとめたデータによれば、中国の新エネ車保有台数は2020年末時点の492万台から、2025年末には4397万台に増加し、2025年だけで新たに1293万台が登録された。これは基本的な統計構造の問題であり、車両の品質や廃車登録のペースとは直接的な関係がない。
ガソリン車の買い換えサイクルを基準として、新エネ車の「耐用年数」を評価するのは、おそらく時代遅れの考え方だ。従来のガソリン車のコア技術はエンジンやトランスミッションなど機械のハード面に集中しており、自動車メーカーには高頻度でのモデルチェンジを行う動機はなかった。しかし、新エネ車のコアはより高い演算性能、より長い航続距離、より優れたスマートドライブなどの機能だ。従来の自動車メーカーでは新車の開発サイクルは5年前後が一般的だったが、中国新エネ車の開発サイクルは最短で18ヶ月まで短縮されている。
イノベーションのペースの速さは「消耗品化」を意味しない。新エネ車の耐用年数を考えるなら、安全基準、品質面での実績、長期的な走行データを見なければいけない。中国は2016年から乗用車メーカーに対し、動力電池、駆動モーター、電子制御装置などコア部品については、最低でも8年間あるいは12万キロメートルの品質保証を提供するよう義務づけた。2025年3月から施行された「新エネルギー自動車運行安全性能検査規程」では、三電系統(動力電池、駆動モーター、電子制御装置)を検査対象に組み込んだ。第一弾として大規模に登場した新エネ車は今、使用年数が8年目に入る、もしくは8年以上となっており、本当に見なければならないのは電池の健康度、故障率、修理・メンテナンス費用、廃車登録率だ。車両の寿命を判断するには、「技術的に継続使用が不可能になったことが理由の買い換え」と「価格・装備・消費嗜好を受けた主体的な買い換え」をきちんと区別する必要がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月30日
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