中国発の海洋予報数値モデル「媽祖」バージョン2.0が正式発表

人民網日本語版 2026年11月02日15:04

深海・極地探査や海上交通路の安全確保など、中国の重要な需要に対応するため、自然資源部(省)国家海洋環境予報センターは11月1日、中国が独自開発した海洋予報数値モデル「媽祖(MAZU)」バージョン2.0を正式に発表した。これにより、世界の重点海域における差別化された可変解像度の精密予報が可能となった。中央テレビニュースアプリが伝えた。

海洋数値モデルは海洋予報の中核技術だ。2018年以来、中国は「媽祖・海流」「媽祖・海浪」バージョン1.0を相次いで発表した。これはGPUアクセラレーションに対応した世界初の業務運用向けの全球海洋予報モデルであり、24年にはソースコードを世界に向けて公開し、中国沿海の各省・市で導入・運用されている。

今回のバージョン2.0では、全球予報システムの解像度が前世代の2倍に当たる5キロメートルに向上した。中国近海や西太平洋などの重点海域では解像度が1キロメートルに達し、重要海域の地形や水文の特徴を精密に解析できる。バージョン2.0はGPUによる高性能なアクセラレーションと、軽量・低エネルギー消費という優位性も維持しており、極地観測砕氷船「雪竜2」号で船上運用試験にも成功した。

現在、バージョン2.0の総合性能は世界のトップレベルに達している。中国の各種海上生産活動を全面的に確保すると同時に、太平洋の島しょ国との国際協力や技術輸出も積極的に実施いる。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年11月2日

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